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節税・会計2026-07-06

電子帳簿保存法2024年改正対応ガイド|個人事業主・法人向け

電子帳簿保存法への対応方法【個人事業主・法人向け】

2024年1月1日から電子帳簿保存法が改正され、すべての事業者に対応が求められています。本記事では、対応の具体的な方法と期限をわかりやすく解説します。

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電子帳簿保存法とは?基礎知識

電子帳簿保存法は、国税関係帳簿書類を電子データで保存することを認める法律です。2024年改正により、以下の3つの区分が設定されました。

  • 電子帳簿等保存:会計ソフトで作成した帳簿をデータ保存
  • スキャナ保存:紙の領収書などをスキャンして電子化
  • 電子取引データ保存:メールやクラウドで受け取った請求書などをデータ保存

特に注意が必要なのは「電子取引データ保存」です。2024年1月以降、電子メールやクラウドストレージで受け取った領収書・請求書は必ず電子データで保存する必要があります。

2024年改正のポイント|何が変わった?

改正内容 旧制度 2024年改正後
電子取引データ保存 猶予期間あり 義務化(2024年1月〜)
スキャナ保存要件 厳格な条件あり 要件緩和
検索機能要件 必須 一定規模以下は不要
タイムスタンプ タイムスタンプ必須 クラウド保存なら不要

最大のポイントは、電子取引データの保存義務化です。これまで猶予されていた期間が終了し、すべての事業者が対応する必要があります。

個人事業主が実施すべき対応策

個人事業主は以下の対応を優先的に進めてください。

  • クラウド会計ソフト導入:freee、MFクラウド会計などの導入で帳簿作成と保存を同時対応
  • 請求書管理体制の整備:電子メール受取分をフォルダ分け・タグ付けして管理
  • スキャナ保存の検討:紙で受け取った領収書はスキャン保存を開始
  • 保存期間の確認:最低7年間(青色申告者は10年)の保存体制を構築

対応コスト目安:クラウド会計ソフト月額1,000〜3,000円が一般的です。

法人が対応する際のポイント

法人は以下の体制整備が重要です。

  • 社内規程整備:電子取引データの保存方法・責任者を明記
  • システム導入:経理部門向けの記帳クラウドシステムを導入
  • アクセスログ管理:データ修正・削除の履歴管理機能を設定
  • 監査対応:税務調査時に10年分のデータを提示可能な体制構築
  • 部門間教育:営業部門・経理部門向けの説明会を実施

法人向けシステム導入コスト:初期費用5万〜30万円、月額3,000〜10,000円程度が目安です。

対応しない場合の罰則

電子帳簿保存法への対応がない場合、以下の罰則を受ける可能性があります。

  • 追徴課税:最大35%の追加税金
  • 過少申告加算税:10〜15%の加算税
  • 重加算税:50%の加算税(悪質な場合)
  • 青色申告取消:事業所得控除65万円が受けられなくなる

国税庁は2024年から対応状況の把握を強化しており、特に電子取引データの保存漏れについて重点的に調査する方針です。

対応期限と準備スケジュール

2024年1月1日からの適用のため、すでに対応が必須です。未対応の事業者は即座に以下のステップで対応してください。

  1. 現状把握:どのくらい電子取引があるか確認
  2. システム選定:会計ソフト・保存システムの検討
  3. 導入・設定:クラウドシステムの契約と設定
  4. 過去データ整理:2024年1月以前の電子取引分を整理
  5. 運用開始:毎月のルーチンとして電子データを保存

対応に1〜2ヶ月程度を見込み、できるだけ早期に準備を開始することをお勧めします。

まとめ

電子帳簿保存法への対応は、2024年1月から必須です。個人事業主はクラウド会計ソフト導入で対応し、法人は社内規程整備とシステム導入を並行させることが重要です。対応しない場合は追徴課税や青色申告取消のリスクがあるため、遅滞なく準備を進めてください。

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